卒研メモ:WebアプリのNativeアプリ化

 Webアプリを作っていてもどかしいのは,PCにもスマホにもブラウザさえあれば対応できるのに,豊かな周辺機器をダイレクトに利用できないことです。ブラウザからクライアントマシンの機能をそのまま扱えるとなれば大変なセキュリティホールになっちゃいますから当然ではあるのですが,スマホのように様々なセンサーに加えて高精度のカメラやマイクまで付いているのにそれが利用できないのは大変な損失です。

 ということで,ボチボチNativeアプリを作りたいなと思ってはいるのですが,AndroidにしろiOSにしろ,それしか作れない専用の開発ツールを使う気には到底なれません(Java嫌いだし)。まぁ趣味ならいいんですけど,現状,ネットを使わないNativeアプリなんてものは意味がないので,それならいっそのことWebアプリと共存できるものがいいなと。幸い,Webアプリの開発環境(HTML5, JavaScript)はそのまま利用しながらNative化できるツールが出揃ってきたようなので,そろそろ卒研の次のステージとして,Webアプリをそのまま専用Nativeアプリにできるものを作れればいいなと夢想し始めました。

 調べてみると,ApacheのCordovaがなかなか良さそうな感じです。PhoneGapという名前でAdobeが商用ツールを抱えており,それのフリー版という位置づけのようです。開発実績は,2年前の記事でも割とあるようなので,試してみる価値はありそうですね。但し,ベースがnode.jsなので,何をするにもJavaScriptに慣れ親しまないとダメそうです。この辺も教材がいるなぁ。

 つーことで,自由製作で作ったWebアプリのネイティブ化,誰か試してみませんか?