https://github.com/likr/emlapack
https://stdlib.io/ BLASは一部機能に限る
GSLをWASMでクロスコンパイルする方法
主宰:幸谷智紀
gmp-wasmを使用する。
幸谷智紀
第一部:Pythonによる方程式求解プログラミング
第二部:C/C++によるコンソール版高性能計算プログラミング
「LAPACK/BLASプログラミング」サポートページ
「多倍長精度数値計算」サポートページ
第三部:Web上でのWASM+Node.js高性能計算プログラミング
9月にもご紹介しましたが,ようやく全体の手直しが完了しましたので
https://cs-tklab.na-inet.jp/nodejs/
にてURLを公開します。

コンピュータシステム実践演習2のゼミで使用するのは第5章までですが,第6章のBootstrap 5対応,第7章のFullCalender 6対応に手間取り,年の瀬にようやく全体の手直しが完了しました。ゼミで使用して見つかった不具合等の直しはこれからになります。
研究室説明用パネルに引き続き,研究事例紹介のパネルを一枚追加しました。「温故知新」をモットーとする本研究室としては定番の「古い革袋に新しい酒を盛る」研究事例です。詳細は地域創生フォーラム時にお尋ね頂ければ。

11/8(火)「地域創生フォーラム」出展用に,わが高性能計算研究室のポスターを作成しました。実物はB1サイズで,526実験室右側に展示済みです。Microsoft Publisherで作成しました。一枚では寂しいのでもう一枚,簡単なTensorFlowの計算鋭敏性についてのポスターを同サイズで作成予定です。さてどうなるやら。

以前に書いた通り,PHPベースのWebプログラミング解説書をベースに,JavaScript+Node.jsによる入門テキストがようやっと完成しました。

未完成部分も多々ありますが,追々直していきます。TypeScriptベースにするのは,Next.jsまで進んでからですかねぇ。
Webプログラミングの環境として,近年急速に実績を上げつつあるNode.jsをインストールする方法を期しておきます。さほど難しくはありませんが,実際に遭遇した問題解決のためのチマチマしたTipsも書いておきます。
1.Node.jsサイト(日本語版)にアクセスします。基本,本研究室では「推奨版」をインストールして使いますので,Windows (x64)をダウンロードします。

2.ダウンロードした”node・・・.msi”をダブルクリックしてインストールを開始します。
3.インストール完了後,”Windowsターミナル”もしくは”PowerShell”を開き,コマンドプロンプトから”node –version”と打ち込んで,Node.jsの実行とバージョン番号を確認します。

4.必要に応じて”npm”コマンドを使ってパッケージをインストールします。開発用として”nodemon”をインストールしてみます。スクリプトの実行が許可されていない場合は,「管理者」としてPowerShellを開き”Set-ExecutionPolicy Unrestricted”として許可して下さい。
5. 適当なフォルダで下記の内容を”hellow.js”として作成し,PowerShellの画面に「Hellow, Node.js!」が表示されることを確認して下さい。

ここんとこ,急速にWebプログラミングの主役が,伝統的なサーバサイドの言語よりもJavaScriptベースのnode.jsに移ってきた感があります。Java(Servlet), PHP, C#等々,未だこれら既存のサーバサイド言語で作られたアプリケーションは現役ですから,まだまだ使用されていくのは間違いありませんが,面白いこと・新しいことをやろうとすると,JavaScriptの情報が多数引掛かかるようになってきていることは間違いありません。
私みたいな年寄だと,JavaScriptというとどうしてもクライアントサイド,要はブラウザで動く,インタラクティブな動作のサポートをするコードを書くものと考えてしまいます。しかし,HTMLがDOMの塊として捉える時代ににあり,ネイティブアプリと同様の,自在に動的なWebアプリが作れる時代で,React, Vue, Angularといったフロントエンドのフレームワークが花盛りであり,それらをベースとした,node.jsと強調できるバックエンドのフレームワークも実用になっている昨今,そういう思想は相当古いと言わざるを得ません。JITに基づく高速なV8がブラウザだけでなく,サーバサイドでも利用され,パフォーマンスも著しく改善されたことが普及した一番の理由でしょう。

ということで,伝統的に使ってきたWebプログラミングの教材も,そろそろ全面的にJavaScriptベースのものが必要だなという認識に至りました。とはいえ,文法やオブジェクトの解説だけの無味乾燥なものを作っても仕方ないので,XAMPP + node.jsの環境をWindows上に作って
なんかはどうかなと。CRUDは定番なのでいいとして,問題はWebRTC。全部やると死にそうなので,手っ取り早く,Googleの教材をお手本に勉強がてらサンプルコードの一部で遊んで見る程度のところで留める予定です。簡単なZoomもどきのアプリも,ブラウザの機能を使うだけでできちゃう時代ってのを象徴する代物ですからねぇ。
にしても,分かりやすい教材が増えたのはありがたい限りです。短い記事はともかく,重量級の
なんてのは常に参照しておりまする。