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■コンピュータネットワークの仕組み コンピュータネットワークとは、コンピュータ同士を回線でつなぎ合わせて、 相互にデータをやり取りできる状態にしたものをいいます。 縮めて「ネットワーク」もしくは「ネット」と言う事もあります。 ネットワークの代表的なものでは、インターネットがそれです。 ネットワークはいったいどこがどう便利なのか? 通常、データをやり取りする場合、 紙の資料などを相手の所まで運ぶなどの手間や、 受け取った資料を保管するために場所を取る、 整理がしにくい、処分に困るなどの問題があります。 一方ネットワークでのやり取りでは、 データの送受信は一瞬で終わり、 データの保管のために棚や倉庫が埋まったりすることもなく整理・保管ができ、 デジタルデータなので、処分も「削除」をクリックするだけ。 資源の無駄にもなりません。 以上はネットワークの便利さのほんの一部です。 知れば知るほどそのありがたみがわかってくることでしょう。
■「ホームページはどのような仕組みで表示されるのか」 まず始めに、Webページが表示される仕組みに焦点を絞って説明していきたいと思います。 ホームページは、まず最初にサーバーと呼ばれるWebページの置き場所に あらかじめWebページのデータを置いておき・・・ クライアント(Webページを見る側のパソコン)の「ここのWebページを見たい」 という要求に対してサーバーが、要求されたWebページを提供します。
●用語解説
ホームページとWebページ: ホームページとWebページとでは、意味が異なります。 Webページとはネット上のページ全般のことで、ホームページはWebサイトのトップページのことを指します。 サーバー: 自身の持っている機能やデータを提供するコンピュータのことです。 クライアント: サービスを提供するサーバコンピュータに対して、サービスを受け取る側のコンピュータのこと。インターネットを利用する際のパソコンなどのことです。 |
上で説明したように、ネットワークではデータをコンピュータ同士でやり取りするものですが、
データというものはそのままでは送れないので、デジタル信号に変換して送信する必要があります。 受信側は、送られたデジタル信号を、元のデータに復元します。 この一連の動作をいくつかの段階に分けて行うのが階層化です。 |
TCP/IPの特徴の一つとして、データを一定の大きさに分割して送る「パケット通信」という通信方法があります。 これによって、一つの回線で複数のデータを同時に送受信することができます。 さらに、通信中にデータの一部が壊れても、その一部分だけをもう一度送受信すればいいので 非常に効率的です。 |