テーブルの作成:CREATE


ここでは先ほど作成したデータベースtest_dbにテーブルを作ります。まずphpMyAdminのGUIを使ってテーブルを作る方法を使い,次にSQL文の一つであるCREATE命令を使ってテーブルを作ってみます。

phpMyAdminの操作でテーブルを作る

  1. phpMyAdminから作成したデータベース一覧を確認し,先ほど作成したtest_dbがあることを確認します。サイドバーからも確認できます。

  2. test_dbをクリックすると下のような画面になります。 このデータベースは作成したばかりで何も設定を行っていないためテーブルが存在していません。

  3. テーブルの名前をtest_tbl(tblはtableの省略形),カラム数(テーブルの列数)を3としてテーブルを作成します。

  4. 次のページではカラムの設定を行います。テーブル作成の時にカラム数を「3」にしたので3つの欄があります。ここでは次のように2つのカラムのデータ型を決定します。
    • 最初のカラムのフィールド名をid,データ型をINT(整数型)にする。
    • 2つ目のカラムのフィールド名をname,データ型をVARCHAR(128)(最大128文字分の可変長文字列型)にする。
    • 3つ目のカラムのフィールド名をmemo,データ型をTEXT(長さ制限のない文字列型)にする。
    この設定ができたら保存するをクリックします。

    出来上がったtest_tblのフィールド名,データ型を確認して下さい。

これでテーブル作成は完了です。


SQL文でのテーブル作成:CREATE

phpMyAdminの操作だけでデータベースもテーブルも作成できることは今まで見てきましたが,これはSQLのCREATE DATABASE命令とCREATE TABLE命令を発行して実現しています。以下では後者の命令を使って実際にテーブルが作成できることを見ていきます。

  1. SQL命令を入力するにはまず赤い矢印が付いているSQLの欄をクリックします。この欄はSQL文を入力するのに毎回使います。

  2. 今回はテーブルを作成するので「CREATE TABLE」構文を使用します。書式は次のようになります。行末のセミコロン;は2つ以上のSQL文をまとめて入力する際には必須ですが,1命令だけ発行する際には省略できます。

  3. 下記の3カラムのテーブルanimalをデータベースtest_dbに作成します。
    フィールド名データ型
    idINT
    nameTEXT
    sizeINT
    memoTEXT
    これを実行するSQL文は下記のようになります。打ち込んだら実行ボタンをクリックしてテーブルを作成します。

  4. 実行後は構造の欄をクリックして確認してみましょう。新しく作ったテーブルが増えているはずです。新しく作ったテーブルをクリックし,カラムの設定が正しいかどうか確認しましょう。


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