卒研メモ:技術系質問サイトの利用

 卒研を進めるにつれて技術的な困難に直面することが多くなります。その際には,同じ研究室のメンバーに相談,教員に相談,他の友達に相談・・・ということになるかと思いますが,相談する前にまずは「何を聞きたいのか?何が分からないのか?」ときちんと整理しておくと,聞かれる方も答えやすくなります。漠然とした疑問に大しては漠然とした回答しか得られません。

 最近ではYahoo!知恵袋等のQ&Aサイトが人気ですが,プログラミングテクニックを聞く場としては,専門家が集っているとは言えず,あまり適していないように思えます。2chもそこそこ使えますが,罵声も飛び交うし,的確な回答が得られる率はそう高くないでしょう。

 プログラミングに関しては,StackOverflowが先駆けとなり,日本語サイトもできました。最近ではTeratailというところも賑わっているようです(Internet Watch)。

 こういうところできちんとした文章で質問できるようになると,口頭でのやりとりもスムーズにできるようになります。人に理解してもらう方法論を学ぶ意味でも,積極的に活用して「疑問をまとめて的確な回答を引き出す」テクニックを身につけて下さい。

Google Analyticsに対応

 WordPressのPluginを使ってGoogle Analyticsに対応してみました。アクセス数が少ないので,まだちゃんとした分析はできていませんが,数か月すると少しは傾向が判明してくるのではないでしょうか。

 対応の結果,余計なアクセスがGoogleに対して行われるようになりますが,今とところブラウジングには支障はなさそうです。不具合出ましたらお知らせ下さい。

卒研メモ: Web API活用リンク

 本研究室の過去の卒研で,マイナビと連携して就活スケジュール帳を作った例がありますが,手動でHTMLを解析して必要な情報を取得するというやり方をしていました。これは今でも有効ですし,Web crawlerの実装はそのようにするしかないのですが,特定の機能を呼び出す手続き(API)を公開しているサイトの場合,その手順に従ったアプリにしておくと,表面的なWebデザインの変更があってもそれとは無関係なAPIを介したやり取りをするだけで済むので,長い間使えるものになります。

 近年は検索エンジンも大きいところはGoogleとMicrosoftのBingに集約された感がありますし(Yahoo!はGoogleに依存),有効性の強い情報はSNS(Social Networking Service)経由でやり取りされることが多くなってます。賢い人は賢い人同士,金持ちは金持ち同士,バカは・・・,貧乏人は・・・,といった感じでしょうか。貧富の格差が,良質な情報の格差と直結する昨今であります。

 ということで,卒研でも大いに大手サイトのAPIを使いましょう。

 とりあえず,GoogleとBingのAPIはこんな感じのようです(2016年3月現在)。

 Google API Explorer
2016-03-02_094939

 Bing Dev Center
2016-03-02_095458

 SNS関連ではこんなところでしょうか。

 各APIを使うためのサンプル集はちょっと検索すると見つかります。なるべく最新のものを見つけて試してみましょう。

更新情報: AMP plugin追加

 Googleの検索結果にもAMP(Accelerated Mobile Pages)が使われるようになったそうなので(Internet Watch),早速WordPressのpluginを入れてみました。

 以降は全てのページに

というタグが挿入され,自動的にAMPページへのリンクが生成されるようになります。このサイトのAMPが表示されるようになるのは当分先かな? Google次第ですね。

[追記] 別のWebサーバにAMP pluginを入れたら

というエラーが出ましたが,PHPもXMLDOM classが使えないとダメのようです。ということでインストールしたらうまく動きました。

卒研メモ:春秋-tsuフォントお試しフォーム

現在の感じのルーツに当たる古代文字のフォントを提供しているサイトがあったので,早速フォントをPNGファイルに表示するフォームを作ってみました。AJAX対応してリアルタイムで書き換えできるようにするとカッコよくなるかも。

春秋-tsuフォントお試しフォーム

[追記] OpenType, TrueType等のフォントをJavaScriptから扱えるopentype.jsなるものが存在しているので,これを使って実装することも可能ですね。但し,公開しているWeb経由でJavaScriptからフォントにアクセスできるということは,Web経由でフォントもDLできるということを意味しますので,人様が作ったフォントを勝手に配布していると受け取られかねません。とゆーことで,JavaScriptでの実装はプライベートにやるしかないようです。

就活メモ: 主な就活情報Webサイト

 今度4年生になる皆さんは,当然「求人検索システム(J-NET)」(本学),「新卒のかんづめ」(静岡新聞社),「リクナビ」(リクルート),「マイナビ」,「ハローワーク」(厚生労働省)といったサイトは良く利用していると思いますが,日経新聞,朝日新聞の就活関連特集でも結構役に立つ記事を掲載しています。当方が良く見るものとしては

があります。

 共通しているのは,なーんかふざけているというか,肩の力が抜けているというか,ユーモラスな記事が多いことでしょうか。就活の当事者からすれば「真剣にやっているのにバカにしている!」と思うかもしれませんが,傍から見ていると就活ってかなりユーモラスなんですよ。就活生が葬式行くような真新しい黒いスーツ着てぎくしゃく歩いている様子は,年寄りから見ると「かわいい」のですわ。ま,皆さんも社会人になって1年もすれば,新卒新人がかわいく見えてきますよ。

 ご参考になれば幸いです。